~体と心を温める優しい癒し~


はじめまして。

長野市篠ノ井

子連れで通えるタイマッサージサロン

にちにち みきこです。

群馬県出身 長野市在住


好きなことを追い求めてアクティブに生きてきて・・・

気づけば結構な年齢となり・・・

結婚、妊娠、出産は、いわゆる高齢出産!?


そんな私の体験が誰かのお役にたったらいいな。

そんな気持ちでタイマッサージを中心とした癒しのお仕事をしています。


♢二人目の妊娠で・・・

群馬県出身の私は、体育大学卒業後、働きながら冬は志賀高原や白馬、茅野のスキー場でリゾートバイトをし、夏は野尻湖へ趣味のウェイクボードで通っていました。

ふと、考えたら「やりたいことは全部長野県にある」と気付き、移住してきました。

出産を機にそれまでの勤めをやめ育児の日々。そして、二人目の妊娠6ヶ月の時のことです。

突然の大量出血で、そのまま入院になってしまいました。

急な入院で上の子もいるため1週間ほど群馬の母に来てもらい、その後は夫が保育園の送り迎えなどをしてくれることになりました。

しかし、夫にバトンタッチして3日目くらいで子どもが熱を出して保育園に預けられなくなり、夫も仕事を休むことになってしまったのです。

 

自分の体やお腹の子も心配でしたが、それよりも、上の子や夫のことが気掛かりで病院でゆっくり休んでいる気にもなりません。

そこで、なんとか私の体のタイミングをみて群馬の病院へ転院しました。そちらでは入院せず通院でなんとかなりそうだったので、ホッとしたのもつかの間。

 

転院1週間後にはまた出血が多くなり病院へ。入院しなくてはならないかな・・と思ったのですが、なんとそのまま帝王切開することになりました。

その時、まだ妊娠7ヶ月でした・・・


◇生存率50%

帝王切開で生まれた次女の出生体重は、たったの471g。

手のひらに乗るくらいの大きさです。

生存率は50%と言われました。

 

それでも、先生方のおかげで運良く、すくすくと成長してくれ、今ではその次女も2歳。元気に育っています。

本当にたくさんの人におせわになり、感謝するばかりです。

 

若い時には、やりたいことをし、体を動かしていたから健康体で、病気もしないほうだと自分では思っていました。

しかし、妊娠、出産を通して、若いつもりでいても体は年齢を重ねていることを痛感しました。

実は、一人目の妊娠の時も妊娠高血圧症で帝王切開だったのです。

高齢出産のリスクだったのだと思います。

 

高齢出産になると必ずリスクがあるわけではないと思いますが、若くて出産するよりリスクが高くなると身をもって感じたのでした。

 

女性は、卵子を育てる袋の元となる原始卵胞が、お母さんのお腹の中にいる胎児の時に700万個ほどできあがります。

それが、生まれてくる時には200万個ほどに減り、その後も日々減り続け、思春期にその数は20万~30万個になってしまうと言われています。もちろん、その後も1ヶ月で1,000個ほど減り続けていきます。

 

卵子の元になる原始卵胞を増やすことはできません。

つまり、年齢を重ねるほど卵子の数は減り、しかも卵子も自分の年齢と同じだけ年齢を重ねているのです。

気持ちだけは若いつもりでいても、体は若いままというわけにはいきません。高齢出産するということは身体的なリスクが高まるということでもありました。

 

妊娠するまでは、そんなことを考えたこともありませんでした。

「子どもは欲しいけれど、やりたいこともあるし・・・」

と生きてきたので、いざ妊娠した時に知識もなく不安になりました。

 

まだまだ自分の知識は未熟で勉強途中ですが、自分が今持っている知識と自分の体験を身近なママに伝えていきたいです。

我が家の子どもは娘二人なので、娘たちにも冷えや体のことを伝えていきたいなと思っています。

そんな次女、小さいながらもすくすくと成長し、年長さんになりました。

昨年は半年ほど入退院を繰り返す病気になりましたが、今はすっかり元気に過ごせています^^


◇少しでも早く知って欲しい

タイマッサージをメインにしているのもこうした自分の体験が元になっているからです。

タイでは産後1ヶ月くらいは、旦那さんの親や自分の親が毎日ケアしてくれ、産後の体の戻りが早いように努めます。更年期症状が強く出たりすると産後のケアをきちんとしていなかったからだと言われるくらいです。

 

そんなタイで産後ケアに使われているハーブソルトポットやマッサージを産後ケアや女性の悩みの改善に役立てられたらと思い施術に取り入れています。

 

産後、特に一人目のお子さんが生まれた方だと、初めての子育てで大変な思いをしている人もいると思います。そんな人に、体はもちろん心もリラックスしてもらいたいと思って、自宅の一室をサロンとして開業しました。

 

生きていれば悩みはつきものだけれど、実は悩まなくてもいい悩みを悩んでいるケースもあるかもしれないと思うのです。

悩みが少しでも軽くなればいいな。

だから、サロンでの施術だけでなく家に帰ってからも自分でできるケアとしてハーブ温熱ボールや溶岩ホットブロックの提供やワークショップを行っています。

 

最近は若い人の方が冷えているケースも多いので、とにかく早いうちから知ってほしい、意識してほしいと思います。

まだまだたくさんの勉強して知識をつけていき、それを一人でも多くの女性に還元していきたいと思っています。

 

中でも高齢で出産された方は共感できる部分も多いと思うので、もし悩みなどあったら、気軽に相談してください。

これからも、たくさんの女性に出会えることを楽しみにしています。

にちにち 吉村美希子